医師になる方が受験する、
医師国家試験の結果速報や
解答速報についてご紹介します!
- 試験の概要
- 解答結果速報
- 合格率や合格点は?
- 難易度や受験者の感想
- 過去問はこんな感じでした!
という内容でご紹介いたします!
それではいってみましょう!
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試験の概要(試験日や会場など)
試験日 | 平成31年2月9・10日 (土日 2日間) |
合格発表日 | 平成31年3月18日(月)午後2時 |
所管部局 | 医政局 |
手続き及び問い合わせ先 | 各地方厚生局 又は地方厚生支局 |
出願書類配布は10月中旬以降
- 医師国家試験運営本部事務所
- 医師国家試験運営臨時事務所
- 厚生労働省・各養成校
にて
出願提出書類は現役の場合は大学にて配布されます
個人でする場合は各厚生局(受験地)に直接または郵送で請求します。
受験手数料は15,300円 (収入印紙)
書類提出期間
平成30年11月1日(木)~同年11月30日(金)土日祝日を除く
午前9時から午前12時までと午後1時から午後5時まで
郵送は書留にて 11月30日までの消印有効
医師国家試験のトリセツとかあるんですね^^
解答結果速報!
解答速報はこちらからわかります!
ちなみに問題はこういったものが、
出題されました。
他にも以下のサイトからも、
確認いただけます。
①「QB(クエスチョン・バンク)」などで知られるメディックメディア
Dr.清澤やMedu4の穂澄先生をリーダーに、
試験当日から精度の高い解答を発表していくのがウリのサービスです。
抽選で、参加者への豪華プレゼントもあります。
②メック 医師国家試験採点サービス
第112回国試解答精度100%と、高い信頼度を誇る、
Dr.孝志郎で有名なメックの解答速報サービスです。
問題の答えについて、
議論などが出来る機能が実装されています。
厚生労働省のウェブサイトでは、
毎年医師国家試験の合格発表が行われます。
試験の合格者は, 平成31年3月18日(月曜日)午後2時に厚生労働省及び8の(2)に掲げる各地の医師国家試験運営臨時事務所にその受験地及び受験番号を掲示して発表する。 出典:https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/ishi/ |
解答も厚生労働省のWebサイトで
公開されるようですが、例年3月ごろに
公開されるようなので、
予備校の有志が運営しているサイトのほうが
解答がはやく分かりそうです。
合格率や合格点は?
第113回合格率
受験者数: 10,146名 > 合格者数:9,029名 > 合格率: 89.0%
(1) 必修問題を除いた一般問題
および臨床実地問題 209点以上/296点
(2) 必修問題 160点以上/200点
(3) 禁忌肢問題選択数 3問以下
前年の90.1%と比べ1.1ポイント減少しました。
※新卒者の合格率は92.4%で、
平均合格率は…
- 国立:90.2%
- 公立:92.1%
- 私立:88.9%
学校別では、「自治医科大学」の99.2%が最高で、
ついで、「順天堂大学医学部」の98.4%
「横浜市立大学医学部」97.7%が続きました。
新卒者の合格率が100%だったところが、
「自治医科大学」
横浜市立大学医学部と兵庫医科大学は、
既卒者の合格率が100.0%でした。
合格者の方々、本当によく頑張られました。
努力が報われた瞬間、本当に光り輝いたものだったと、
思います。
本当のおめでとうございます。
まだこれからも勉学の日々が続きますが、
日本の医療を支え、一人でも多くの患者さんの
助けになるように、頑張ってください!
よろしくお願いいたします。
過去はこんな感じでした。
合格率の推移
設置者別 | 14年 | 15年 | 16年 | 17年 | 18年 |
全体 | 90.6% | 91.2% | 91.5% | 88.7% | 90.1% |
国立 | 91.4% | 91.8% | 91.7% | 90.8% | 91.2% |
公立 | 95.5% | 95.1% | 95.4% | 91.1% | 93.3% |
私立 | 89.7% | 90.6% | 91.6% | 86.5% | 90.2% |
合格率の推移
第112回
受験者数: 10,010名 > 合格者数:9,024名 > 合格率: 90.1%
(1) 必修問題を除いた一般問題および臨床実地問題 208点以上/299点
(2) 必修問題 160点以上/200点
(3) 禁忌肢問題選択数 3問以下
第111回
受験者数: 9,618名 > 合格者数:8,533名 > 合格率: 88.7%
(1) 必修問題を除いた一般問題 128点以上/198点
(2) 必修問題を除いた臨床実地問題 381点以上/600点
(3) 必修問題 160点以上/200点
(4) 禁忌肢問題選択数 3問以下
第110回
受験者数: 9,434名 > 合格者数:8,630名 > 合格率: 91.5%
(1) 必修問題を除いた一般問題 125点以上/199点
(2) 必修問題を除いた臨床実地問題 388点以上/594点
(3) 必修問題 160点以上/200点
(4) 禁忌肢問題選択数 3問以下
難易度や受験者の感想
もう今週末は医師国家試験ですね。
一昨年はやや難しめのイバラ道、
去年は一見簡単だが禁忌落ち多数の地雷原。
さぁ今年はどうなることやら。— らっしー⛄️ (@RassyMemo) 2019年2月5日
禁忌肢問題というものがあり、
医師として絶対にやってはいけない事を
選んでしまうと、
どんなに他の設問の得点がよくても、
問答無用で不合格となるようです。
「それをしてしまうと、命にかかわる重大なミスになる」
にもかかわらず、その禁忌選択肢を選んでしまうような人は、
お医者さんにはなれないってことですね。
医師も看護師も国試難しかったっぽくてソワソワする〜〜頼むぜ〜
— 桜 (@RineVr) 2018年2月19日
去年は難しかったようですね……
肥厚性幽門狭窄の治療
– 生食:5%ブドウ糖液 2-1:1の割合で輸液(リンゲルはアルカローシスを助長するため禁忌)
– アトロピン(幽門の弛緩)
– Ramstedt手術— 113回医師国家試験bot (@113kokushibot) 2019年2月6日
禁忌肢問題を踏んでしまわないよう、
こういうbotがツイッターでも作られているようです。
みなさん、ネット閉じて勉強したほうがいいのでは!?(笑)
過去問をみてみましょう
Q1 HTLV-1 抗体スクリーニング検査で陽性と判定された初妊婦に対する正しい説明はどれか。
ア) 「ワクチンを接種しましょう」
イ) 「診断には精密検査が必要です」
ウ) 「出産後、母乳を与えてはいけません」
エ) 「スクリーニング検査を再度行いましょう」
オ) 「お産のやり方は帝王切開がいいでしょう」
正解はイ
Q2 要因A が疾患B のリスクファクターとなる条件として不可欠なのはどれか。
ア) 要因A が疾患B の発症に先行する。
イ) 要因A を疾患B の多くが有している。
ウ) 要因A が存在しないと疾患B は発症しない。
エ) 要因A が疾患B に対して量-反応関係がある。
オ) 要因A によって疾患B が発症することを動物実験で再現できる。
正解はア
最後に一言!
未来のお医者さんたちが
鎬を削って挑戦する国家試験
みなさん、頑張ってください…!